【わたしのこと】11年間
ときどき、ホームページだけでは、私(松田)のひととなりがわからない。
というご意見をいただくので、【わたしのこと】をちょっとづつですが、書いていけたらなあ、と思います。
今回は「11年間」
2008年6月、地元の富山から上京しました。
それから11年が経ちました。
富山にいた頃は、特にカメラを触ることもなかったのに、そんなわたしがいくつかのきっかけで写真を勉強したい!と強く思い、会社を辞め、単身東京へ。
一人暮らしをしたこともない私が、いきなり一人暮らし、しかも東京で・・・
今の自分を育ててくれたフォトスクールの2年間はとても密なものでした。
平日の昼間は派遣で勤め、夜と休日はスクールで勉強。
初めて手に入れたカメラは、nikonのF5と50mmレンズ。フィルムカメラは今主流のデジタルカメラと違い、コストもかかるし、すぐに撮った写真が見れないので、1枚1枚がとても大事。
シャッター幕が破損して、撮った写真が全て真っ暗で現像されてきたこともありました(頭が真っ白・・)
そこから、コツコツとお金を貯め、機材を揃えました。
うまくいかないことだらけでしたが、出会った人たちに支えられながら、充実した月日を過ごしました。
幾重なるブライダルの撮影研修を通して、2年後、プロデビュー。
デビューしてからも、日々勉強で、場数を踏んで成長してきました。うまくいかないこともありましたが、ブライダルという晴れの日の撮影は本当に幸せに溢れている場所なので、何があっても前向きでいられました。
撮影が楽しくて、自分の中で一番な存在となっといました。
2年前に結婚・妊娠してからは、少しずつ家庭の時間も増えていき、子供を産んで1年経った今は、仕事(撮影)と家庭のバランスを考えながら過ごしています。
撮影が楽しい理由の一番が、みんなに喜んでもらえること。
「一生に一度の晴れの姿を撮ってくれてありがとう」
「子供の大事な成長を写真に撮ってくれて嬉しい」
「お気に入りの服を着た写真を残せてよかった」
・・・・
たくさんの嬉しい言葉が返ってきます。
これからもそんな風に、写真を撮ることで喜んでもらえる仕事をしたいです。
そんな12年目、突入です!
松田恵美